小さなビッグゲーム(室蘭編)

本日はマガレイ狙いで出港予定でしたが、昨日より風が強い予報だったので中止に。
しかし朝起きてみると、思ったより風が無く海もナギ状態でした(-_-)予報はあくまで予報ということは重々承知ですが、なかなか天気を予測するのは難しいですね。。。

ということで、今日はタイヤ交換した後、海の様子を見ながら室蘭港内でチカ釣りをすることに!

 

なお、タイトルの「小さなビッグゲーム」というのは、僕の愛読書である “釣りキチ三平” に登場する話です。記憶が曖昧ですがあらすじとしては、大物釣りが好きな外国人が主人公である三平の所に「大物を釣りたい!」と言って遊びに来るのですが、三平は繊細なタックルで小さい魚を釣ることも “ビッグゲーム”だと言って、一緒にタナゴ釣りをして、小物釣り独特の大物釣りにも勝る醍醐味を教えてあげる話です。
確か大会にも出場して、大きな手の平に100匹くらいタナゴを乗せて大会新記録達成!で話が終わったような気がします(^^;)

僕も色んな釣りが好きで、やっぱりブリやサケマス類の大物狙いは楽しいし、いつかマグロやキングサーモン、GT等も釣ってみたいという夢はあります。ただ、今日やったチカ釣りもそうですし、ハゼ、ワカサギ、マメイカ等もそれぞれ特有の面白さがあります!
札幌に住んでいた時は、秋から冬にかけてはマメイカとワカサギにハマりました。マメイカは魚とは違う独特のアタリや引きが新鮮で仕事終わりに小樽や余市に通いましたし、ワカサギは如何に手返しを早く何匹釣れるかが楽しくて、週末には茨戸川やかなやま湖に行き、プラスチックの薄い板を使って手ばね竿も作ったりしました笑。

どんな釣りでもそれぞれの楽しさがあって、同じ魚でも狙い方や仕掛けが変われば、また楽しさは変わると思います。チカ釣りに関しては、サビキ釣りで狙ったこともありますが、やはり僕は一本釣りが好きです(^.^)サシを餌として、水面下でのサイトフィッシングが基本ですが、太陽の加減や風で水中が見えにくい場合は、シモリをウキ代わりにして釣っています。

 

今日は風が無く水中が見えやすかったので水面下に見えてるチカを狙いました。サシの白い色が消えたら合わせ、サイトフィッシングに飽きたらタナを深くしてウキ釣り!グンっと沈むこともあれば、わずかに横に流れるアタリ等もあり、めちゃめちゃ楽しいです。チカにも違いがあり、エサに猛突進してくるチカ、Uターンして食うチカ、ウキにアタックしてくるチカ等、水族館に居るようでこれもまた楽しめます笑。

渋いときは近寄ってきても食わないこともありますが、ちょんちょんと誘えば大体食ってきますので、針の大きさやエサの付け方等も変えれば必ず釣れます。
群れが行ったり来たりしてるので、時間によって釣れるペースに差はありますが、今日もほぼ入れ食いで楽しめました。サイズは15㎝弱くらいが多く、大チカが釣れるのはもう少し先かな?食べても美味しいし、まだ寒くも無いので、ファミリーフィッシングに丁度良いですね(^.^)

仕掛けパーツの小さなシモリがウキ代わり!極小サルカンの自重だけで沈めますので、フォールスピードは秒速5㎝くらい?食いが渋いときは針先を隠した方が良かったです。

針を外すときは、まず針の根元を持ちます。

そして手首を返すと、チカが勝手に暴れて外れることが多いです。
強く振るとハリスが切れます。飲まれた場合や下あごに掛かった場合は、両手を使って外さないといけません(*_*;

小さなガヤもアタックしてきます(^.^)ウキが信じられないくらい沈みますのですぐ分かります笑。

釣りキチ三平のように、手の平に並べようとしましたが面倒なのでやめました。

ちょこっとアブも狙いましたが、チカもロックも楽しいです(^.^)

我が家の愛犬メリーもチカの唐揚げは好物です笑。