遊漁船の開業準備!

皆様はじめまして、ラブーン船長の鈴木です(^.^)

初の投稿となりますが、私の備忘録も兼ねて “遊漁船開業” に向けて行ってきた
準備等を簡単に残しておこうかと!

まず、遊漁船の開業を決めたのが、7月中旬頃でしたので、この約1カ月強でやったことをリストアップしてみました。まだ手続き中のもの等もありますが、私の場合はざっくりこんな感じかな?

➀本拠地の決定
➁船の選定および購入
③係留場所の確保
登録、保険関係(小型船舶登録、遊漁船登録、開業届、保険への加入)
⑤HP、名刺等の作成
⑥その他

1つずつ簡単に説明していくと、

➀本拠地の決定
これは、”どこで釣りをするか” ということですが、遊漁船を営んでいく上でとても大事です。私の場合は、道外は考えておりませんでしたが、道内でも少し移動するだけでターゲットが大きく変わってきます。。。

ターゲットだけでなく、アクセス、生活環境、天候など様々な条件を勘案して、
私は地元である 室蘭 に決定しました(^^) 全部の条件が揃うところなんて無いので、
最終的には愛着のある室蘭に決定しました。

➁船の選定および購入
これが一番難しい。。。お金があれば新艇でも良いかもしれませんが、
小さくても普通に1千万以上掛かります(-_-)中古船をネットで探すと結構ありますが、
船やエンジンの程度が分かりにくいのと、遊漁船タイプは本州や九州に多い印象でした。業者に頼めば、北海道に回航するだけで数十万は掛かってしまいます。。。

私の場合は、知り合いの方がちょうど船を手放すタイミングだったので、それを買いました。私はラッキーでしたが、本来なら先に気に入った船を探すことが大事かと思います。

最近は時化続きのため、船を回航するのはもう少し先になりそうなので、今のうちにやれることをやっている次第です。

③係留場所の確保
文字通り船を係留させる場所ですが、大きい港ではマリーナ等ありますね。
室蘭にも “エンルムマリーナ” という立派なマリーナがありますが、遊漁船は
使用不可だったので、市が管理する “絵鞆船だまり“に決定致しました!

場所や設備等によって、利用料金もかなり変わってくるので事前に要確認ですね。
地元のルール等もありますので、知り合いを作っておくのがベストかと(-_-)
私も、同じ船だまり他船のオーナー様に御世話になり、色々教えて頂いております。

登録、保険関係(小型船舶登録、遊漁船登録、開業届、保険への加入)
遊漁船を営む上で必須となる “遊漁船登録” や “保険への加入” や遊漁船とは直接関係ありませんが、開業届等も出す必要があります。

うちは法人ではないので、それほど煩雑な手続きもありませんし、
節税上のメリットもあるので、”遊漁船ラブーン” として開業届を提出するつもりです。

また脱サラして開業する場合は、自身の年金や健康保険等も含めて、様々な手続きがありますが、面倒なのは最初だけなので漏れなく済ませました。

⑤HP、名刺等の作成
今ご覧いただいているホームページですが、少しずつ自分で作りました。
外注すると高い場合では何十万と掛かるらしく、それなら自分で作った方が管理もしやすいかなと。。。
全く知識はありませんでしたが、ネットを見ながら試行錯誤して作ってみました。

また、お客様等に渡す名刺やポスター等も検討しているところです。
ちなみに、名刺はこんな感じ⇩

⑥その他
私の場合は船舶免許を2級→1級にステップアップしておきました。
回航の際に噴火湾を横断することや、開業後も沖を走る可能性がありますので(^.^)
独学でしたが、1級も海図問題が追加になるくらいで、車の免許より易しい印象です。

また、いきなり遊漁船を始める方は、”遊漁船主任者講習”(実務研修も必要)や
“小型旅客安全講習” も必須になります。

私は4月から数カ月だけ雇われ船長として働いていたため、この辺の手続きはスムーズに行きましたが、新しく始める方は要注意です!

あとは、「今年は鮭が好調!」とか、「ブリの脂乗りが例年と違う!」、とかいう聞き逃せない情報が入ってくるので、個人的に釣りも結構行ってます笑。
良い情報が入ってくると居ても立っても居られないのが、釣り人の性ですね笑。。。

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以上、私の備忘録でした!
船の準備ができるまで、もう少々お待ちください(..)